人気ラーメンチェーン店「スガキヤ」が、2019年9月までに全店舗の約1割を閉店することが分かりました。
今回は、閉店ラッシュの「スガキヤ」について、
- 閉店する店舗がどこか
- 詳しい閉店理由はなにか
- 会社自体が倒産するか
について調べてみました。
スガキヤが閉店ラッシュ!全店舗の1割が閉店に。
静岡県から兵庫県までの2府9県で331店(派生ブランド含めて360店)を展開しているスガキヤですが、その内の36店舗を2019年9月までに閉店することが発表されました。
スガキヤの閉店した(予定の)店舗はどこ?
閉店する「スガキヤ」の店舗は以下の表をご覧ください。
以上の表から、5月末から9月末にかけて、
- 愛知県15
- 岐阜県5
- 静岡県3
- 三重県2
- 大阪府3
- 京都府1
- 奈良県2
- 兵庫県2
- 滋賀県1
- 福井県1
- 石川県1
の合計36店舗、全店舗が360店舗なので、その1割が閉店することが分かりますよね。
とくに、本社のある愛知県名古屋市はかなりの数を閉店することになりました。
割引クーポンが理由でスガキヤは閉店ラッシュになった?
引用元:https://bar-sea.com/news/4409/
なぜ、スガキヤがこんなにも閉店に追い込まれてしまったのか、詳しく調べてみました。
発表された閉店理由は『赤字店舗の整理』
スガキヤの広報担当者によると、
業界的に人手不足で手が回らないため、赤字の店舗を閉めて、黒字の店舗に回そうという意図も少しはあります。
9月末までで閉店はおそらく一段落します。
とのことで、営業縮小のためのエリア撤退ではなく、単純に赤字店舗を整理するために閉店ラッシュが起きているようです。
なぜ、そんなに赤字店舗が増えてしまったのでしょうか?
320円ラーメンが200円になるクーポンが存在?
赤字店舗が増えた原因として、2000円で10杯食べれる「スガキヤクーポン」が考えられます。
本来、スガキヤの320円ラーメン(通称:赤丼)が、クーポンにより、一杯200円で食べれてしまうという夢のようなクーポンです。
たまにしか行かない人には不要ですが、常連になると、クーポンを購入したほうが絶対にお得ですよね。
320円ラーメンが全売上の2割を占めている!
さらに、「スガキヤクーポン」が存在する320円ラーメンは、全売上の2割を占めています。
これは、麺類だけで考えると、4割の売上を占めるようです。
つまり、320円ラーメンの売上が大きく影響するのにも関わらず、「スガキヤクーポン」により120円も値下げされたから、余計に赤字が多く出てしまったのではないか?と考えられます。
スガキヤの閉店ラッシュで会社は倒産するの?
先程、「スガキヤ」閉店ラッシュの理由を紹介したときにもあったように、
今回の閉店ラッシュは、営業縮小のためのエリア撤退ではなく、単純に赤字店舗を整理するためのものなので、会社自体が倒産するという訳ではないようです。
閉店ラッシュも9月末で終わるということなので、それ以降は、残った店舗で通常営業していく方針のようです。
スガキヤが消えるかと思いましたが、その心配はないようです!
閉店ラッシュでスガキヤ「ロス」多発!
今回の「スガキヤ閉店ラッシュ」により、スガキヤを応援する声や、「スガキヤロス」で悲しむ人が大勢おられましたので、その声を一部紹介します。
スガキヤ がんばらないかんがね❗️#スガキヤ #閉店 pic.twitter.com/L5msPRu5en
— ryu (@ryu49371967) September 13, 2019
https://twitter.com/sizu_YOI/status/1172482428268449792
https://twitter.com/yureaya113/status/1172511373957316608
「スガキヤロス」は特に、本社のある愛知県の方が多く感じておられるようですね。
今回の整理を機に、体制を立て直してほしいものです!