2021年のM-1で見事優勝を掴み取った錦鯉。
ツッコミの渡辺隆さんは母親が他界しており、父子家庭という生い立ちが注目されています。
そこで今回は錦鯉・渡辺隆さんの実家について、
- 父と2人暮らし
- 母他界の生い立ち
- 父親との愛あるエピソード
を紹介します。
錦鯉・渡辺隆は実家で父と2人暮らし!
漫才中の冷静なツッコミと、バラエティ番組でのワードセンスが光る錦鯉の渡辺隆さん。
実家は東京都江戸川区葛飾にあり父と二人暮らしです。
以前、錦鯉・渡辺さんの父が自宅訪問の番組に出演した為、実家の詳細が明かされています。
出演番組とは、テレビ東京の人気番組「家、ついて行ってイイですか?」でした。
錦鯉・渡辺さんの父の顔画像がこちら。
番組スタッフが銭湯で声を掛けたのが、渡辺さんの父親・政夫さんでした。
実家のカレンダーに”M-1決勝”と書かれておりスタッフが言及したところ、息子が錦鯉の渡辺隆だと打ち明けたのです。
「せがれがM-1決勝に出るんですよ。息子の仕事はね、漫才師。錦鯉。ツッコミ」と、息子が渡辺であることを打ち明けた。
引用元:デイリー
錦鯉・渡辺さんの実家は10年前に建て替えられた4KDKの一軒家でした。
実家は錦鯉・渡辺さんの父が5代目で、先祖代々の土地に住んでいるようです。
都内に土地をもち恵まれた環境に思える錦鯉の渡辺さん。
しかし芸人を目指すにあたり母との衝突や突然の別れが襲いその悲しい生い立ちも話題となっています。
錦鯉・渡辺隆の生い立ち!実家の母は事故で亡くなっていた
江戸川区にある実家で父と暮らす錦鯉・渡辺隆さん。
壮絶といわれる生い立ちや母親についてまとめました。
生い立ち
錦鯉・渡辺さんは、1978年生まれで43歳(2021年12月現在)です。
幼少期は野球少年で小学校ではチームのレギュラーとしても活躍。
実家には当時のグローブも残っていました。
その後、錦鯉・渡辺さんは日本大学第一高等学校へ進学。
アメフト部に所属し、同級生であるオードリーの二人とも練習試合をした経験もあるのだとか。
大学は中央学院大学へ進学しましたが中退している錦鯉・渡辺さん。
中退した理由は明かされていませんが、
- 2001年:大学卒業予定
- 1999年:東京NSCへ入学
年表から芸人になる為に大学を中退した事が考えられます。
これに大反対したのが錦鯉・渡辺さんの母親でした。
母の反対と突然の別れ
スポーツ少年で至って普通に思える錦鯉・渡辺さんの生い立ち。
しかし大学を中退してまで芸人を目指した事に母親は大反対だったと父・政夫さんは語りました。
芸人になる時、母は「お母さん大泣き。勘弁してくれって。芸能界はダメだって。大変だって分かるからね」と反対していた
引用元:デイリー
そして悲劇が起こるのは、芸人になって2年目の2000年でした。
錦鯉・渡辺さんの母が当然の交通事故により亡くなってしまったのです。
犬の散歩中、信号無視のトラックに轢かれ即死でした。
実家ロケの中、当時の状況を錦鯉・渡辺さんの父が明かす場面も。
「(自分は)仕事で富山にいて、朝7時頃に娘から電話がありました。『事故でお母さんが大変だ』と」と当時を振り返り、「思い出せない、今。そのときのこと。自分であって自分じゃない。別世界の話みたい」と語った。
引用元:ヤフーニュース
当時運送業をしていた渡辺さんの父ですがショックのあまり車を運転できなくなったそう。
塞ぎ込んでしまう状況の中でも子供達の心配やケアが最優先でした。
芸人2年目という夢に向かってひた走っていた最中の錦鯉・渡辺さん。
実家で当たり前のように共に暮らしていた母との突然の死別という壮絶な生い立ちがありました。
その後の芸人生活を続けられたのは父親からの愛のある支えが数々あったようです。
錦鯉・渡辺隆と実家の父親との愛のあるエピソードまとめ
母の突然の事故死を乗り越え、憧れの賞レースで結果を残した錦鯉の渡辺隆さん。
実家で二人暮らしである父と苦悩を乗り越えた愛のあるエピソードをまとめました。
20年間の下積み時代
錦鯉・渡辺さんは母親と死別した後も芸人としての夢に向かい突き進みました。
しかしなかなか結果はついてこず、20年もの下積み時代を経験。
コールセンターやコンビニ、世界市場と様々なアルバイトで生計を立てていたようです。
2019年の錦鯉・渡辺さんの収入は、
- アルバイトの月収:11万~12万円
- 芸人としての年収:32万円
そんな中でも父の応援が実を結び2020年にM-1ファイナリストへ進んだ錦鯉。
渡辺さんの父が当時の思いを語っていました。
「でも今年はね、決勝に出るからね。大したもんだ」と成功を喜んだ。
父から見た渡辺は「我慢強い。真面目」という性格
引用元:デイリー
なかなか成果が出ないという苦しい中でも息子を応援し、認めてくれる父親がいるのはとても心強いですよね。
父親からの愛が伝わる素敵なエピソードのひとつです。
母への思いをモチベーションに奮起
長きにわたる下積みを重ねてでも芸人としての成功を目指した錦鯉の渡辺隆さん。
そのモチベーションとなるのは母の存在だったのでは、と語る父・政夫さん。
「その思いもあるんじゃないかな、せがれにしてみれば。活躍するところを見せたかったんじゃないですか。芸人になってね、すぐに亡くなっちゃいましたから」と、渡辺の胸中を推察した。
引用元:デイリー
反対されながらも我が道を進んだからこそ、息子には固い信念があるといいます。
全てを話さなくとも汲み取ってくれる父親の偉大さも伝わります。
そして錦鯉の漫才について聞かれた渡辺隆さんの父は、
と満面の笑みで答えました。
優しい笑顔に息子との良い関係性、そして父親愛が溢れていました。
この先も仲良く暮らしたい
錦鯉・渡辺さんの父が単独で出演した「家、ついて行ってイイですか?」放送の翌月、息子も交えた実家ロケが行われました。
40歳を超え、独身で父と実家暮らしの錦鯉・渡辺さんは、
オヤジが死ぬまで仲良く暮らせればいいな、支えてもらって感謝しかない
と愛のこもった父親への感謝を述べていました。
息子からの言葉を受け、父・政夫さんのとても嬉しそうな姿が印象的でした。
父も「こういう会話できることはね、金じゃ代えられない」と喜び、「2回目行ってくれよ」と、今年のM-1に期待していた。
引用元:デイリー
実家での番組収録が行われたのが2020年のM-1直後である2021年1月頃。
錦鯉・渡辺さんは父からの期待に応え、2021年のM-1のファイナリストとなり見事優勝を掴み取ったのです。
ここまで紹介した父との愛あるエピソードを踏まえると、錦鯉の優勝に渡辺さんの父がどれほど歓喜したかが目に浮かびます。
今後も錦鯉の活躍と共に、渡辺さんの実家そして父との関係性に引き続き注目したいと思います。